紙とペン

全ては個人の所感による

盆休み日記②

台風がきた。ぼくの地元は雨風強くて雨戸のやばいなあくらいで済んだのだが、他の地方のみなさんはご無事でしょうか。

日本全体で(言葉が違うかもしれないが)慢性的に自然災害が起きている状況はもはや土地柄というくらいなのに、政府が一歩たりとも動かず一年単位でもまったく学んでいないのはやはり政権によるところだろうか。差別と搾取に全力を出すカルト政権の早期解体と国民を救う施策が待ち望まれる。

 

さて話は変わるが、今日はドンブラザーズを見た。

 

前々からTLでは話題になっていたが、さほど気には留めていなかった。

何故ならレムくん、とんと戦隊モノに縁がない人生を歩んできた。本当に、幼少期当時にやっていた戦隊の名前すら知らない。ライダーものもいっぱいあることしか知らない。名前を言えるライダーもいない……そんなぼくがドンブラを見るに至ったのは、もちろんツイッターの影響である。

ツイッターというかもう特定のあるフォロワーによるものなのだが。

 

こう、比較的倫理観であったり価値観であったり、とにかくそういう「ものさし」が近しい友人に出会えるというのは本当に稀有なことであると思う。

幸いにしてぼくはそうした友人に恵まれることが多く、とくにフォロワーたちとは上述のような政治的な話も常日頃から話題にできるという間柄から距離感の取り方がものすごく絶妙な友人となれていたりする。

 

そのうちの一人のフォロワーが、あるとき「ドンブラザーズの歌詞を見てくれ」と泣きながらラインをしてきた。そう、森崎ウィンが歌うあれである。

正直初めて聞いた時「一生分のドンブラコ浴びたわ」と軽くショック状態だったが、まあ、ようはそうした信頼のおけるフォロワーがぼくの琴線に触れるアプローチを(おそらく意図せず)(意図してないよな?)してきたので、おおじゃあ見てみるかい、と相成った。というか「盆休みにでも見るよ」という一言を言質にとられた。

 

で、見た。

見たは見たが、ぼくは一体何を見たのかわからない。勢いがすごすぎてもう大部分記憶に残っていない。

TLでも「リアルタイムでここまで見てきたがなにひとつわかっていない」「見る前だと何もわからないと思うが見てもわからない」など情報が一切ない情報しかなく、いよいよ見るとなってアマプラで読んだあらすじもすでに一貫性がなくて「祭りだ祭りだ!」で〆られているしで本当もう富士急のジェットコースター乗る前みたいな恐怖に震えていたんですが、本当に何もわからなかった。嘘じゃなかった。

神輿と天女と膝スライディングはなんか覚えている。あとすごい疲れた。

 

30分で浴びる情報量じゃないな……というのが2話までの感想でした。こんなのが延々続くの?と絶望に打ちひしがれていたところ、(決してつまらないだとかそういうわけではなく、ただ整合性の一切ない話に脳みそが耐えられるか、発狂しだしやしないかという不安に駆られていたのだ。発狂の不安を催す戦隊モノがあっていいのか? いやでも指名手配犯がヒーローになる話だからな……)「3話からキャラクター掘り下げられてくるし進むと一端トンチキ落ち着くよ!」と教えてもらったので安心できた。こんな不安を催す戦隊モノがあるものなのか……?

 

ひとまず、面白いは面白いので、盆休み中には配信分は見たいと思っている。カラオケみたいに1話ごとのカロリー消費量を記載してほしいと思った。